『可能なるコミュニズム』

可能なるコミュニズム

可能なるコミュニズム

なんとなく買っていなかったのを、これまたなんとなく時間つぶしに寄った本屋で(本命のブローティガンを見つけたついでに)買って、読んだ。このまえ柄谷の文章を読んだので思い出したというのもある。
っていうか、これを読むためには、前提となるテキストが多すぎるので、とうてい読めない。地域通貨のはなしとかはおもしろそうなのだけれど、この本のまんなかの部分を占める鼎談のところなんかは、マルクス周辺の論争や、日本での宇野経済学やら福本イズムやら、学生運動のブントがどうこうとか、いっぽうでカントとか、ラカンとか、えーと、そのたそのた、いろいろでてくるので、この人たちはなんでこんなに話がかみあってもりあがっとるんや?という感じで、ちょっとオタクの会話をはたで聴いているような感じももたなくはない。でも、面白そうなことをいってるというのはときどきわかるので、まぁさしあたりさあーっと目を通したという感じ。