やせすぎモデルはファッションショーへの出演禁止=マドリード

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060909-00000027-jij-ent

マドリード8日】8日付のスペイン日刊紙ABCによると、極端にやせすぎのファッションモデルは若い女性に誤ったメッセージを伝える可能性があるとして、マドリードで今月開催されるファッションショーでは、やせすぎモデルの出演を禁止した。
 マドリード市はこのほど、昨年の同ショーに出演したモデルの約3分の1について、体重が少なすぎるとの理由で今回の出演を断った。市当局は保健機関と協力してモデル向けに最低限の肥満度指数(体重と身長の割合)を提示することにしている。
 ABCによれば、ファッションショーにこうした規制が課されたのは初めてという。ただ、最近バルセロナで開催されたウエディングドレスの展示会で、ドレスサイズが38(英国では10、米国では8)未満のモデルの出演を禁止した例があるという。昨年のファッションショーでは、モデルが太れば仕事に差し支えると主張してひと悶着(もんちゃく)起こしている。
 ファッションショーの主催者側は、モデルへの規制によって一般の人たちがファッション、とりわけファッションショーを拒食症の増加と結びつけて考えないよう望むとし、ショー開催を控えて気をもんでいる。同ショーは9月18日から22日まで開かれる。
時事通信) - 9月9日10時8分更新

まぁ、モデルさんというのは歩くえもんかけみたいなもんやから、服がいちばんカッコよく見える体型でないとしょうがないわけやし、一般の女子がそれを真似るというもんでもないやろうとは思う。ファッションショーで出てくる服をそのまま一般女子が着るというものでもないし。あれは、自動車業界におけるF1グランプリみたいなものなのやと理解しているのですが。細長くて薄っぺたくて存在感のないおねえさんに着せてデザイナーの主張を縦横無尽に発揮する、ということかと。なので、一般の人が普通に車を買うときにF1マシンを買ってもつまらんのとおなじことで、ただ、F1で開発された技術が一般車に活かされる、みたいなことだろうと思っている。
一般女子だってダイエット願望はあるだろうけれど、べつに歩くえもんかけみたいになりたいわけではないんじゃないかなあ。もう少しこう、花も実もある感じの身体を欲しいと思ってるんじゃないかなあ。と思うねんけど。
若い女性へのメッセージ」はともかくとして、モデルさんたち本人の健康のためにはどうよ、という視点もあるかもしれないけれど、それは、お相撲さんが糖尿病になろうと勝つために太る、というのと同じことで、拒食症になろうが骨粗しょう症になろうが、歩くえもんかけ界のトップアスリートを目指して劇やせしようというぶんには、かってにしなはれというしかないだろうし、それで服がカッコよく見えるのであれば問題なしやとはおもう。
ま、いずれにせよ縁のない話ではあるのやけど。