朝ドラの最終週は、一週間かけて主人公をゆっくり確実に死なせていくという悪趣味ぶり。

先週の土曜のさいごに、「結核なんだ。何で気づかなかったんだ・・・」みたいなことを言っていて、あとは今週に入ってからはとにかく主人公は確実に衰弱して死に近づいていく、という悪趣味な展開。とくに、今週末が最終回というのが視聴者にはわかってるので、いわば死期を宣告されているようなものである。それでもテレビだからどうにか助かるのかという予想をあざわらうかのように、何の種も仕掛けもなく、確実に主人公は衰弱していく。しかもゆっくり。
で、今日は最終回で、どう終わるのかなあと思っていたけれど、ああ終わりましたか。
この手の終わり方でいうと、『木更津キャッツアイ』の最終回の終わり方がよかったのだという記憶があるのだけれど、まぁ、朝ドラなのでああはいかないにせよ、まずまずだった。