古本屋でホクホク。『ドゥルーズの思想』『マキノ雅裕女優志 情』『ソーホーのマルクス』『ジャズ解体新書』

古本屋で買い物をしようとすると電車賃で700円かかってしまうので、これはもう純粋な娯楽ということなのだけれど、やはりwebで検索して注文するよりかだんぜんいい。
で、先日、まとめ買いをした時に、買ったつもりだった『ドゥルーズの思想』が買えていなかった(店内をぐるっと回りながら、これとこれと、というふうにチェックしておいてあとでばばばっと手にとってレジに持っていくというやりかたをしているので、ばばばのところでつい買いそびれた)。で、そのときに、サービス券を1000円分くれていたので、それを使って買いなおしに同じ店にもう一度行ったのだけれど、その日はなぜか店が閉まっていたのでそのまま帰り、今日もう一度買いにいってようやくゲットである。
それでついでに他の本もということで、マキノの古い本、市川春代から和田アキ子研ナオコあたりまでの女優についての文章がまとめてあって、これはよい本をみつけた。
で、ちょっと歩いてまた別の店に入り、ここでは『ソーホーのマルクス』を買っておいて、あと、後藤雅洋の対談集『ジャズ解体新書』をようやく見つけて購入。これ、新刊で本屋に並んでいた15年ぐらい前に、表紙と目次ぐらいを立ち見して、なんとなくスルーしていて後悔したもの。なにしろ、後藤雅洋と加藤総夫の対談があるから。
で、帰りの電車でその部分だけ読み直してみたけれど、なんか完全に加藤が後藤を総括しにかかっているように見える。その議論そのものは、思った通りのもので、まぁそうなるだろうという感じの展開なので驚きはない。妙に両者が意気投合するほうが驚きだろう。でもそういうことになってたら新鮮でこちらのジャズに対するパースペクティブもさらに変化するんじゃないかな、という期待は、あったのですが。まぁね。

ドゥルーズの思想

ドゥルーズの思想

ソーホーのマルクス―マルクスの現代アメリカ批評 (こぶしフォーラム)

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ジャズ解体新書―後藤雅洋対談集

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