帰宅の電車でソーテ『ソクラテスのカフェ』をぱらぱら再読。いかんせん浅薄だなあ・・・

毎日やすまず会議が続いている。で、いぜんとしてくたびれている。で、こうなってくると、酸素が薄くなってきたようなもので、哲学成分を欲してくる。でもむつかしいものはしんどい。そこで登板したのが

ソクラテスのカフェ

ソクラテスのカフェ

である。昔、読んで、たしかあんまし好印象はなかったなあと思っていて、まぁたしか浅薄な本だったとかそういう理由だったよなあ、と思い、それでも歳月もたったし、こちらも人間的に丸みをおびてきたことであるし再読したら意外と面白かったりしてな、などと思って読んだが、
まぁ、矛盾するこの世界の中で日々の労働に追われる人たちが求めているのは何か、それは哲学だ、だからいまこそ哲学が必要なのだ、という筋書きはそのとおりで、まさにそうして読んでいるのだから、その心意気に関してはそうだそうだと思うわけで、
なのだけれどいかんせん、そのかんじんの哲学んところが浅薄だなあ・・・というのが感想。
まぁあれです、こういうのは自分でやるにしくはなしですね。
ていうか、日本で活動をしているグループがあるのですね。
「Cafe Philo カフェフィロ」
http://www.cafephilo.jp/index.html