なんか、でも、
社会学を本気でやるとすると、こんなもんじゃない気はする。もちろん、小学生相手に
社会学を本気でやろうとは、橋爪は思ってないわけで、小学生はやっぱり「学校の勉強は役に立つ」と信じていっしょうけんめい勉強するほうがいいし、麻薬はやらないほうがいいし、ピアスはしないほうがいいし、インターネットで変なページは見ないほうがいいわけで、それをもっともらしく言って聞かせることが目的であるような本。それを子供だましというのではないか、という気もしなくはないけれど、まぁ、堂々と子供だましをやっているというかんじはある。良いほうにだますんだから望ましいことだろう、という現実主義的な本ですね。