ローカルのテレビでやってたので見た。
美空ひばりって、映画に出ててもさっぱりいいとは思えないので、あんまし見ないのだけれど、まぁ年末ですしね。年末〆の仕事がひとつ、手を離れたので。ぱっと気晴らしに。
美空ひばりは大阪の材木の仲買の大店のとうはん、てところで、父親の
志村喬が病気で倒れていらい店を切り盛りしている、と。店を継ぐはずの弟の
林与一は、ぐれて勘当になっている。そんなところにむけて、対立する新興材木屋兼ヤクザが出張ってきて、組合の会長になって実験を握り、伝統と信頼のひばりの店を締め出しにかかる、あの手この手のあくどいことをする、ということになるとこれは
仁侠映画のパターン。
で、なんやかんやで辛抱して辛抱して、最後にどたばたっとして、そんで正義は勝つ、という話なのだけれど、じつは最後のクライマックスだけよかった。唖然とさせた。