『マインドマップが本当に使いこなせる本』読んだ。

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック)

ペンとノートで発想を広げる“お絵描き”ノート術 マインドマップ(R)が本当に使いこなせる本 (アスキームック)

だいたい、マインドマップについては以前、まとめて読んでだいたい見切ったつもり。脳がどうのこうのといっているあたりがかなり怪しげな疑似科学っぽくて、だからまぁ、理屈っていうか能書きのほうは信じる必要なしと思う。ただ、マインドマップを描くということについては、向いている人には有効だと思う。自分には向いてない。発想法ならふつうにブレストしたほうがいいし、思考の整理ならKJ法でまとめるほうがいいし、記憶したいのならふつうにていねいなノートを書くほうがいいと思う。でも、マインドマップが向いている人ってのがいるだろうというのは容易に想像がつく。なので、フォローはするし、留保つきであれ学生にも薦めたりする。
で、ひさびさに何冊か買った。
で、この本は、以前買った『マインドマップビジネス超発想術』(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20080110#p4)って本の姉妹編で、やはりCD−ROMがついてるところがいいところ。
でも、いちばんよかったのは、
マインドマップはとりあえずでかい紙に描け
ということを言ってたこと。それは真理だと思う。
実はちょうど授業で、ファシリテーターみたいなことをやる学生さんの課題プレゼンに対して、「名札とか張り紙とか、とりあえず「いま思ってる大きさ」の倍の大きさにしなはれ」と言ってた矢先だったのでよけいに我が意を得たりだったのだけれど。
あと、
自分は買わないけれど、マインドマップソフトでブザン公認の「iMindMap」ってのの宣伝(とデモ映像)があって、これはマインドマップソフトと呼ぶに値すると思った。
たいていのマインドマップソフトって、いわゆるマインドマップの基本的なところ(手で描く、色つきで描く、ぐにゃぐにゃ描く、自由に描く、・・・)がぜんぜん考慮されてなくて、つまらんとおもっていたのだが、さすがに本家が公認となれば、かなりインターフェイスがよさげ。