ノートPC購入。7年前に買ったのがそろそろへたってきたので。むやみに安いけれど使えるか?

7年前に買ったAcerのノートPCをリビングに置いて普段使いにしているわけだが、ぼちぼち動作が重くなってきて、バッテリの持ちもいささか悪くなってきたようにも見える。
k-i-t.hatenablog.com
ぼちぼち買い替えるころかしらということで某なんとかゾンを物色したところ、なんか「Jumper」という中国製のノートPCがむやみに安い。困ったことに、むやみに安い怪しげなPCを買いたいわけである。学生さんがPCを買うときの参考になるというのもある。人柱、というやつですね。でも、それでなくても、なんか上等のものが性に合わないってのがあるわけである。
で、買いましたよ。おどろきの2万3千なにがし。
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で、画面サイズが13.3インチで、いままでの11.6インチより大きいのだが、重量は同じぐらい。まぁそのへんは、7年間の進歩ということはあるでしょう。
で、まだ箱を開けて充電してる状態で、セットアップは仕事が終わって帰宅後にしようかなと思ってるところ。
なので、使ってみたらポンコツ、という可能性はけっこうあるけれど、まぁもしそうでも納得感はある。何しろ無暗に安いので。

はい、セットアップして新しいので書いてます。使えそうではあるけれど、ポンコツポイントはすぐ見つかった。いやべつにポンコツと決める必要はないのだけれど、C:ドライブが64Gですね。ていうか56.7G。で空き領域がいま30.0G。自分的にはべつにサブマシンだからかまわないけれど、学生さんがこれメインマシンで使うとなったら、場合によるとすぐ足りなくなるのかもしれない。まぁ自分的にはサブマシンだからかまわないというか、前のAcerのノートも、見てみたら500Gあっても7年使って70G程度しか使ってないし。まぁだから、極力、ファイルをこの中に保存することはしないってことかね。
でまぁこれもポンコツということではないけれど、マシンの移行の時にかならず気持ち悪いという、キーボードの違和感。こんどのばあいは
Enterキーが小さくてなんならすぐ下のShiftキーのが大きいので、ダカダカダカ・・・ッダーン!!!みたいなのがやりにくいかんじはある(キータッチそのものは悪くない)。
気が付いたことを書いてくと、電源アダプタのジャックがイヤホンジャックぐらいかもう少し細い感じで、なんとなくぽきっと折れそうな気がして怖い(まぁじっさいに折るやつはいないだろうけどね)。
でも、前のより大きいわりに軽いし、もう少しちゃんと設定して、慣れたら、悪くないのではないかと。
いやしかし、Chrome入れてGoogleアカウントのあれこれをいじってるときにGoogleが落ちるという奇跡(Yahoo!ニュースにもなってたね)、心臓に悪いからやめてほしい。自分のアカウントが消えたかと思って思い切りおちこんだじゃないか。
ちなみに、
さしあたり入れたフリーソフトは、
エディタは「Mery」ってのを入れてみた。あと、AcrobatDCてやつとか。

fitbitも、一応うまく入ったみたい。
で、前のPCでもそうしてたように、デスクトップ上に「シャットダウン」と「スリープ」のショートカットを作ったのだが、「スリープ」のほうのショートカットをたたいたら、ずっと動作中のまま画面も暗くなってうんともすんとも言わなくなって焦った。で、ごちゃごちゃいじってもうんともすんともなのであるていど観念しつつ、調べて強制終了(Alt+Ctrl+Delではなくて、Windows田キー+Xでできた)をしたらようやくもとにもどった。うーむ、こういう理由のわからん挙動はぞっとしないが、とりあえずデスクトップの「シャットダウン」と「スリープ」のショートカットは使わないことにして削除。
あとの懸案は(まぁこれ大きいのだけれど)、Office系のソフトをどうするかということですね。Office365という線があるかなあとうっすら思ってたのだけれど、やっぱりOpenOffice.orgにするかなあ。

キーボードの違和感についてちょっとメモ。まぁすぐ慣れるにせよ、こういうのはちょっと記録しておくと面白いかもなので。
すでに書いた通り、Enterが小さい。すぐ下のShiftキーのが大きい。でもやっかいなのは、すぐ上の「カギ括弧」キーのほうで、自分の打鍵の癖からしたら、小指でEnterを押すつもりで 」 を押してしまう。
間違えた時のBackspaceキーが、再右列ではなくひとつ内側にある。で、再右列にはHomeがある。自分の手癖でBackspaceは右端という感覚があるようで、一文字戻ろうとしたらカーソルが文字列の先頭に行ってしまい???となる。
ついでにいうとDelキーがBackspaceの上にあるが、自分のなんとなくの感覚で右上角を叩いてしまい、これは電源キー。これを叩くと即座にスリープするようである(いまそうなった)。ふつうにわーっと文章を入力するつもりでキーボードを叩いていて急に画面が真っ暗になるとぎょっとする(いまそうなった)。

結局LibreOfficeを入れた。この激安ノートのためにOfficeを買うのもあれだなあと思ったので、まぁOpenOffice.orgだろうと。それで、ApacheとLibreとどっちにしようか、と思って検索したら、今はLibreを選択すべしというような心証を得た。Apacheのほうは、前の前に使ってたサブノートに入れて使ってたし、LibreのほうはSDカードにインストールできるというLibreOfficePortableというのを、以前に買ってた9000円のタブレットhttps://k-i-t.hatenablog.com/entry/20150520/p1 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20150528/p1)で使ってたので、まぁどっちでもいいかなと思ってたのだけれど、やはりLibreのほうを。

12/22
まぁ1週間たったということで、現時点では、十分アリ。いまのところはなにか積極的に困るということがない。まぁ、正直、サクサク動くという感じはなくて、それなりにもたもたするのだけれど、これはまぁこんなもんかもしれないし、まぁもし多少もたつくとしても、心の中で「まぁ2まん3ぜん円だからな」と言うとあらふしぎ、まぁこんなもんかな、となる。あとまぁこの前に使ってたのが7年物のマシンで、それこそ動作がかなり厳しかったのでそれにくらべればまともであると。まぁ、そもそも単純にWebをだらだら見たり、ちょっとぐらい事務的な作業をしたり、まぁそのていどなので。あ、あとAmazonで映画を見るぐらい。まぁ、そのていどならふつうにいける。そもそもひとつの趣旨としては、学生さんにどうだろう、という人柱的意味があったわけで、まぁそれでいえば、ゲームとかやろうと思ったら知らんけど、最低限の勉強に使う分にはいけそうだぞと。まぁあと少なくとも心の中で「まぁ2まん3ぜん円だからな」と言えばなんとなく納得感がある。
ちなみに、学生さんにPCを持ってもらう流れになってて、その推奨スペックが大学から発表されたのだけれど、もちろんこの2まん3ぜん円PCはスペック的に十分下回っている。え、でも使えるぽいけどな。

1/14
まぁ1カ月が経過、普通に使えている。キーボードにもそれなりに慣れて、電源ボタンの位置にも慣れて、便利にスリープに使っている。とくに不具合はなさそう。十分使える。まぁ、職場のくわしい先生にうかがったところ、安いPCが、半年ぐらいでダメになってきたという例を聞いたので、予断は許さずではあるが。でもさしあたりいまのところ悪くない。いかにも安っぽい筐体だが軽いのがいいし。ていうか安っぽいというか現実に安いのでまったく文句を封じる。

2/27
さて2カ月半が経過。基本的に今のところは、普通に使う分には普通に使えている。LibreOfficeを使うときはそれなりに動作が重いけれどそれはLibreOffice側の問題かマシンの側の問題か、鐘が鳴るのか撞木が鳴るのか、まぁよくわからないにせよそんなもんだと思えば使えている。キーボードには慣れた。
最大の問題は、上↑でも触れたが、ときどき(それなりの頻度で)立ち上がりやスリープからの復帰のときに画面が消えてうんともすんとも言わないという現象。そのたびに「Windows田キー+X」で強制終了してから電源キーを押したり長押ししてみたりいじっているうちに立ち上がる、みたいなことでだましだまし使えているのだが、あまり良いこととは思えない。原因もわからないが、少なくともどこかに何かのバグをかかえているように見えるわけで、それをそのたびにいささか乱暴なやり方で解決しているというのは、そのバグ的なものの周辺あるいは別のところで傷を広げることになるのではないかしら…という懸念である。そうでない希望としては、何かのタイミングのWindowsのアップデート等で知らないうちに解決してるとかそういうことがおこらないかなと。おこらないかなあ。
いずれにせよ、いま現在のところでいえば、十分に使えているので、この調子が続くのであれば、心の中で「まぁ2まん3ぜん円だからな」といいつつ普段使いで使う分にはまったく問題なしでよい買い物である。

5/1。4か月半が経過したことになる。依然としてそこそこ使えている。
ただ、やはりC:ドライブの空き容量が減ってきた。なんだろうね、ファイルをこの中に保存なるべくしないようにしてるんだけど、使ってると減るってことかね。現時点で20.6/56.7GB。これ、不要アプリ(ソリテアとか)を消して、あとAdobeReaderだと大きいみたいなのでFoxitに替えて、それでおおよそ100MBていど減量、とか、あとディスククリーンアップして、とか、まぁ努力してこれである(さっきはたしか19.6とかだった)。4カ月半で10GBぐらい減ったことになる。余計なアプリも入れてないつもりだし、なぜかはわからん。これだと、可能性として、メモリ空き容量がなくなって使えなくなるということもあるのだろうか。「まぁ2まん3ぜん円だからな」といいつつ経過を見守ることにしましょう。

6/14.
さて半年経過。おどろくまいことか、問題なく使えている。そして状況はよくなっている。このまえ5/1には「C:ドライブの空き容量が減ってきた…現時点で20.6/56.7GB」と書いてたけれど、いまは28.0/56.7GB。戻っとるやないの。思い当たるのは、このまえ書いた時点の少し前に、動画編集系の試供版フリーソフトを試しに入れてみたり、またアンインストールしたりしていたこと。そういうのを入れるとそこに思いのほかC:ドライブのたくさんの領域が割り当てられてしまう、みたいなことがあるのかしらん。それを、アンインストールしてしばらくたったことでC:ドライブがもとにもどったとか?よくわからないけれど思い当たるのはそのぐらいで、まぁいずれにせよ、さすがにこのマシンで動画編集をザクザクやるとも思えないので、その手のソフトを入れることはたぶんないだろうから、そうするとお話がもとにもどって、半年で2.0GBぐらい使ったことになる。まぁさっきの考え方で行けば、いろんなソフトを入れると容量を食うということになるけれど、逆にいえば、だいたい入れるべきソフトは入れたので今後あたらしいソフトを入れることがあまりないだろうとすると、基本的には、使い始めのこの半年で2.0GB使った勢いでこんごもどんどん減っていくということはないかも。まぁ細かいアップデートとか、そもそもWindowsそのものの更新とかもあるにせよ。日常使うようなファイルはなるべくこのマシンの中には保存しないようにして使えば、これふつうに何年も使えるのではないかという気もしてきたね。困ったな、2万3千円だぞ…

8/14.
さて8カ月が経過。使えている。なんということでしょう。容量的には25.8/56.7GB。まぁ、想定の範囲ですな。ただひとつ、問題というか、盲点だったが、物理的に筐体が持たない可能性がでてきた。というのも、プラスチックでけっこう薄くて軽いので、ついついふつうの板のように端っこを持って持ち上げたり動かしたりすることが多く、そうするとやはりびみょうに筐体に負荷がかかるようで、数カ月前に、ふと気づくとネジが一つ外れて床に落ちてた(なんだこれは…ネジか…どこから落ちたのだろう…PCか!、というかんじ)。それ以降、本体裏の四隅のネジのところにセロテープを貼って、ネジが外れて落ちないようにはしているのだけれど、なんか手前側の両隅のネジが甘くなってるような気配が感じられる。うむ、物理的に壊れるというのもあるのか。いちおうそうなってもアロンアルファとかガムテープとかあるし、どうせ安物なんだからどうとでもできる気はするけれど。まぁ、壊れないように気をつけるべしかな。

10/14.
10カ月が経過した。使えてる。容量的には26.7/56.7GB。まぁこのぐらい。このていど使えるなら学生さんにも勧められるかなあと思いつつ、やはりもう一歩その気になれないのは、上にも書いた「ときどき(それなりの頻度で)立ち上がりやスリープからの復帰のときに画面が消えてうんともすんとも言わないという現象。そのたびに「Windows田キー+X」で強制終了してから電源キーを押したり長押ししてみたりいじっているうちに立ち上がる」というのがあるので。なんか、電源管理の設定のぐあいのような気もするけれど、いじってみても変わらないので、まぁ「Windows田キー+X」でなんとかなるやりかたを会得したのでまぁいいかという気になっている。でも学生さんに勧める気はちょっと減るのだった。

12/14.
1年が経過した。おめでとうありがとう一周年記念。はい、使えてる。容量的には27.3/56.7GB。こんなもんですね。使えてる。トラブルはなし。およそ、買って数日で気になった点(ときどきスリープからの復帰がうまくいかなくて強制終了をかけないといけない)以外にはほぼ問題が起こってない。その点が気になるので学生さんには勧めにくいが、自分で使うぶんには十分である。あ、しいていうと、ここ数カ月ぐらいで気になったのが、IME方面で、Chromeの複数タブを切り替えた時に漢字から英字に戻ってしまったり、最初の数文字だけ英字になったり、ちょっと挙動がおかしいことがあるな。バグなのか、あるいはメモリ的なものが不足しているのか、両方か、よくわからないけれど。まぁ、さほど気になるほどのことではないのでそのぐらいは気にせず使うというのが、安物のパソコンを使うときのコツである。
1年使えたら、あとは何年も使えるかなあという気がする。ダメになるなら、筐体か、バッテリーがへたるか、キーボードが物理的に壊れるか、そのぐらいかなあと思う。IME周辺の挙動の怪しさがメモリなりなんなりの不足に由来するのなら、これは使っているうちに大きくなる可能性はあるけれど、どうかな、全般的には十分使えているので、あまり心配はしないかな。

2022.7.28.
1年半とちょっとでかなりクリティカルな問題発生。どうもキーボードの一部のキーが反応しなくなった。アルファベットのなかでいける字といけない字がある的な。再起動しても反応しない。ところで、再起動したらパスワードの入力を求められる。反応しないキーも含まれる。で、どうしたかというと、下宿に転がってた旧デスクトップのキーボードをUSBでつないでみたらつながった。なので今それで打ってる。外部接続のキーボードで反応するということは、キーボードまわりの物理的なもんだいのようなことじゃないかと推測する。
というわけで、むやみに安かったこの人は、やはり一線引退かなあという気がしてきた。サイズのわりに薄くて軽くて意外と気に入ってたのだが。まぁ妥当なのかなとおもわなくはない。筐体の端っこを持ったり、ちょっと扱いが雑だったのはあったかもしれないが、しかしまぁ、やはり物理的なところで問題が出たなあという感想。
さぁ、どうするかなぁ…。