菊地『野生の思考』。サントラっぽい。テレビの。

先日、近所の中古屋で買ってたもの。CD2枚組みでやんの。

野生の思考

野生の思考

バンドの編成がよさげなのと、「チェルシー・ブリッジ」を演っているってので買ってみたのだけれど、まぁーねぇ。
菊地さん、いつでも偉そうなことをいうわけだし、1曲目「はなればなれに」とかゴダールかよ、みたいなところもあるし、アルバムタイトルは『野生の思考』だし、聴く前からやれやれ、というかんじなのだけれど、
聴いてみると、まぁーねぇ、想像したとおりのかんじで、菊地オリジナルの曲は組曲とか言ってるけど組曲って言うよりサントラってかんじで、それも映画のサントラって言うよりテレビのってかんじで、えーなんていうか、そこそこのウエルメイド感とスタジオミュージシャン感。サントラっつっても、かっこいい意味で言ってんじゃなくてたんじゅんに、なんかものたりないって意味でいってます。まぁ、こけおどし的な能書きをなかったことにしたら、ちょっとましかなと。