学会から帰宅して聴く『Super Folk Song』。「大寒町」をくりかえし。

学会があり、通えるところで開催されたのだけれど、なにか人生のむなしさ等々の深遠な理由によってサボりたい気分で、でも司会があたっていたので一日目は出頭。司会をおおせつかった部会は、もうひとりの司会の先生と発表者とフロアの先生方のおかげで(それから、御大みずからフットワーク軽く会場をとびまわってうちの部会の部屋のマイクの設定までホイホイしてくださったという、大会校スタッフの先生方&学生さんたちのおかげで)、有意義な感じでおわり、それでもう帰ることも考えなくはなかったけれどなんとなく、懇親会も出るって受付で言っちゃってたし、なんとなくさる部会のフロアに身を沈め、まぁ結果よかったけれど、懇親会まで出て(先輩や後輩にストーカーのようにまとわり付いて愚痴り倒しめいわくをかけて)、一年ぶりに会った同級生と「明日くるの」「来ないと思う」「じゃ、一年後に」「じゃ」とかいいつつ、くるりと背を向け陰陰滅滅として会場を後にした。そんで二日目はさぼろうと思って寝たのだけれど、寝付けなくて、明け方になってしまい、なんとなくそれではいかんという気が卒然とおこってきて、支度をして下宿を出る。で、結果、若い皆さんと少し会話もできたし、よかった。
で、帰宅して、ちょうど最近買ってた『Super Folk Song』の封をあけて聴いてた。「大寒町」という歌が好きで、あがた森魚より矢野のほうで知っていたわけで、ラジオか何かで聞き知っていたのを、このたび買ったというわけで、まだまだ暑いのだけれど、クーラーをキンキンにきかせた部屋で繰り返し聴いていたというわけである。やっぱりそういう気分なのですね。ノスタルジック&ダウナーなかんじで。
あ、べつに、さる部会で斜め前に座ってた若い人が自分の発表以外のときにノートPCでツィッター見てたのを目撃したせいとかそういうわけではなくて、ごくばくぜんと、自分もずいぶん歳をとったなあ、と。