- 作者: 松浦理英子
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2010/09/07
- メディア: 文庫
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
何件かの本屋をまわったけれど、なかった。いちばん近かったのが、最初に行った書店で、下巻だけが売れていたというの。上巻だけ買ったやつがおったということだ。やれやれ。
ほかの店は、松浦理英子の影も形も、というかんじ。
で、月曜も火曜も水曜も書店に行ったけれど、なかった。それは暗澹たるきもちになることだ。
で、今日も一軒のぞいたけれど、まぁ、ちいさい店なのでなかったわけである。でも、帰りの電車を途中下車したら大きい書店があるじゃないの、という気になり、もう夜だったけれど、途中下車して探して書店に入ってみた。きれいでおおきな書店で、『犬身』は上下そろってすぐにみつかった。
毎日乗換えをしている駅で途中下車するだけで、本屋に寄れるんである。心が洗われる。学校帰りに、その気になればきれいな本屋に寄ることができるというのは、心の支えになる。