淡島千景がなくなってしまった。ごめいふくを。

わぁ。
ついこのまえまで、『渡る世間』でふつうにいいかんじに出てたのに。
淡島千景、出てるとやはりいいと思って見るわけで(「淡島千景」の検索結果 - クリッピングとメモ)、美人で茶目っ気があって品があって頭よくて、よかったんだけどなあ。『渡る世間』の役でさえ、非常によかった。
まだまだぜんぜん見れてないのだけれど、最初にいいと思ったのは成瀬のまとめ見をしていたときで、『妻として女として』(はamazonで出てこないのかな?)、それから『鰯雲』(も出てこないなぁ)で良かったと、ここに書いてますね。あと、『貸間あり』は淡島千景めあてで淡島千景だけ見てたのだね。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0265290.htm
こんなにたくさんの映画が残されてるんだから、これからマイベスト淡島千景を探す楽しみが残されてるね。
ごめいふくを。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120216-00000048-mai-soci

<訃報>淡島千景さん87歳=演技派女優「夫婦善哉
毎日新聞 2月16日(木)13時7分配信

 「夫婦善哉」や「駅前」シリーズなどで知られる演技派女優、淡島千景(あわしま・ちかげ、本名・中川慶子=なかがわ・けいこ)さんが16日午前、亡くなった。87歳。

 東京都出身。宝塚音楽舞踊学校(現・宝塚音楽学校)を卒業後、1941年に宝塚歌劇団に入団。娘役のトップスターとして活躍するが、映画界入りを決意。50年に松竹の渋谷実監督の「てんやわんや」で映画デビューした。「自由学校」(51年)、「カルメン純情す」(52年)などで活発な現代女性を演じた。また、「麦秋」など小津安二郎監督作品にも出演し、演技の幅を広げた。

 55年に森繁久弥さんと共演した豊田四郎監督「夫婦善哉」は代表作の一本。放蕩(ほうとう)の末、船場の実家を勘当された男を支える芸者、蝶子を生き生きと演じ、ブルーリボン主演女優賞を受賞。トップ女優の地位を築いた。その他の作品に「絵島生島」や、58年に毎日映画コンクール女優主演賞となった「螢火」、森繁さんとのコンビで知られる「駅前」シリーズなどがある。芯が強く女性的な魅力を備えた役柄を得意とし、コメディエンヌとしても高い評価を受けた。近年も「大停電の夜に」(2005年)、「春との旅」(10年)などに出演した。

 60年代ごろから再び舞台でも活躍したほか、テレビドラマにも多数出演した。97年毎日映画コンクール田中絹代賞を受賞した。