通勤電車で読む『日本人の死生観を読む』。近代の、ということで。

日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ (朝日選書)

日本人の死生観を読む 明治武士道から「おくりびと」へ (朝日選書)

自分的にはもう少しベタに民俗みたいなのを知りたかったのだけれど、この本は近代以降の、ということで、なぜなら「死生観」ないし「生死観」がそのことばとして多く語られるようになるのは明治以降であるということだからで、だから民俗といっても、柳田や折口のテクストとして登場するわけである。で、近代以降の、要するにいろんな人がこういうことを語った、という本。