春休みだから読んでみる『競売ナンバー49の叫び』。

競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)

競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫)

いくつかの〆切が一段落して、卒業式もぶじおわり、次年度スタートまでの春休みふうの数日が与えられ、なにかこうリフレッシュ的なものが求められ、そういえばピンチョンというのを読んでいなかったということで、読んでみた。でまぁ、読んではみたものの、これはきっとスレッカラシの小説読みの人向けなのであろう、いまいちわかんなかった。パラノイアというのであれば、ディックのパラノイアのほうが親しみやすいってのもある。でなぜか学校帰りに書店をはしごしてディックの文庫の新刊を探し、気が付いたら太い文庫を4冊も(短編集の再編集版など、ほとんど内容は重複しているのに、なぜか)購入。おかしい。