本を読む気力がないのでこういう本を。あっというまに読み終わった。字が大きい的な意味で。で、内容はというと、まぁもと
博報堂の人で、コピーライターであるらしい著者の人が、まぁああだこうだ書いたもの。なんだけれど、自分的には昔、『
萬流コピー塾』の本なんかを愛読していたので、だいたいそこに書いてあったような事が書いてあるなあ、というわけで、なにか新知識ということは感じなかった。ていうか、この本の中に出てくる名前としても
糸井重里だとか
仲畑貴志だとか、そういう80年代のコピーライター流行の時代の人たちや仕事たちだったりして、まぁこの著者の人がじっさいにそういう人たちから教えを受けたのでそのことをこの本に書いているということだったりもするわけだけれど、まぁあんまり新しい感じがしないってのもある。まぁでも、いま現在の
若い人たちが読むのであれば、いまさら『
萬流コピー塾』でもないわけなので、この本を読むということになるのだろう。でもって、ようするにコピーライターの世界はこの30年、本質的に変化してなかったということなのかしら(この本の中で、多少、変化に言及してるところもあるけど)。