『書店風雲録』の人の本を読んだ3冊め。「風雲録」「繁盛記」ときて、その後、なのだけれど、
Amazonと
電子書籍の攻勢はやはりすごく、また、著者の人の勤める
ジュンク堂は
丸善と合併、業界再編というのもおおきなはなしで、まぁ総じて基本的にはへこたれそうな状況の中、このタイトルには「わたしたちはへこたれない」という読み仮名がふってある。で、この著者の人のまえの本とおなじく、同僚や知り合いの人に話を聞きながら現場の声を本にしている。某ほがらかな出版社のサイトの連載「女
ひとり飯」人も
ジュンク堂の人だったということでちょっと登場したり(今は退社したということだけれど)とか。で、若い書店員たちは、へこたれずにやってるんで、そういうのはやはりいい。
惜しむらくは、この本、なぜか全く関係ない著者の猫エッセイが入っていて、なんかそれはちょっとちがうだろうというかんじはする。