通勤電車でとばし読む『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』。統計分析用のExcelのマクロを学生さんに勧めたいのだが。

Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける (KS専門書)

Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける (KS専門書)

先月に出た本らしい。以前から、統計パッケージで使いやすくてタダ、みたいなのがあったら学生さんに勧めるのになあと思って探していて(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20131206#p1)、どこかのタイミングで、「HAD」というのを見かけて、ちょっといいかなと思っていた。
HAD:フリーの統計プログラム | Sunny side up!←HADを開発した清水氏のウェブサイト。
大学の社会心理学の先生が、学生さんが心理統計に使うということを念頭に、開発して無償で公開しておられるようだ。ありがたい。
で、まぁ、Excel上で動くマクロだということなんで、まぁHADそのものがExcelのファイルであったり、操作画面がExcelであったりして、まぁ愛想がないというか、まぁとっつきやすいというかとっつきにくいというか、という面がなきにしもあらずで、まぁ自分で直接使う機会もさほどなかったんで、なんとなくダウンロードしてちょっといじってみたきりになっていたのだけれど、このまえふと目にしたのがこの本『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』で、こういうそれ専用のわかりやすーい入門書があったらとっつきやすいかしらと読んでみた。で、まさに「今すぐはじめる」人向けにかみくだいて書いてある。
で、これを本書込みで学生さんに勧めるかどうかということなんだが、
じつは問題のハードルがまたひとつあって、最近の学生さんは(っていうか私もだが)安いPCを買うとOfficeが入ってなかったりして、Office互換のソフトが入ってる、これがけっこうふつうに使えちゃったりするんでふだんは全く問題ないのだけれど、試してみたらさすがにHADは動かなかったような気がする。まぁ、学校のPCを使えばいいようなもんだが、学校のPCならSPSSが入ってるというのもある。
ま、しかし、これはアリだという気はしてきた。