通勤電車で読む『生きる心理療法と教育 臨床教育学の視座から』。

生きる心理療法と教育―臨床教育学の視座から

生きる心理療法と教育―臨床教育学の視座から

『居るのはつらいよ』の人の本を読んでたら言及されてたので読んでみた。オンデマンド版が2010年だそうだが初版は1998年。臨床教育学、というのが京大の教育学研究科にできたのが1988年、河合隼雄『臨床教育学入門』が1996年だそうだから、まぁそのころの本。というのはつまり、「臨床教育学とは」みたいなはなしがけっこうずっと書いてある。『居るのはつらいよ』の人が感銘を受けたのはそのへんなのかな? でまぁ、自分的にはやはりじっさいのケースの話がおもしろいわけで、第8章がケースの話。