ようやく下宿のデスクトップにスキャナをつないだ。さいきんの機器はマニュアルが不親切ですな。単純なところで引っかかって苦労した。

エプソン スキャナー DS-530 (シートフィード/A4両面)

エプソン スキャナー DS-530 (シートフィード/A4両面)

  • 発売日: 2016/07/29
  • メディア: オフィス用品
ずいぶん前に買うだけ買っていた下宿用のドキュメントスキャナを、ようやく接続。まぁいろいろとひっかかりながら。さしあたり、ドライバとかソフトウエアが添付CDではなくWebからのダウンロードで、それでたぶん下宿のWifiが遅いのと、たぶんひょっとしてセキュリティソフトの具合もあるかわからないけれど、途中で止まったりやたら時間がかかった。そのうえ、設置する場所の具合でUSBのケーブルを延長しないといけなくて、下宿にあった前に使ってたのを使ったらうまく認識しない(たぶん接続が悪くなってたのかな?)。なのでさしあたり定位置ではなく暫定的にPCの近く机の上において短いコードでつないでみたら認識して、まぁ動いた。それでまぁてきとうにいじってスキャンさせようとしたら、ふつうだとできそうなのだけれど、OCRをかけて文字情報を入れたPDFになってくれない。それで、添付ソフトウエアで「読んdeココ」というのがついてたのでそれでやるべしと、やってみたら、なぜか1ページずつしか処理しない。マニュアルもなくて、ヘルプは貧弱、症状をググっても、バンドル版なので機能制限なんじゃないですかぐらいのことしか出てこない。しかし、いくらなんでもドキュメントスキャナで1ページずつしか処理しないなどという嫌がらせのような機能制限なんてありえるものでしょうか。ということで、かなり頭に来つつ、とりあえずいったん出かけて近所のスーパーで晩のお買い物、ついでに100均でUSBの延長ケーブルを買ってきて、まぁついでに夕方になってから近所のかかりつけ医に電話、インフルエンザ予防接種を予約なしでできますか、できますよどうぞ、はいはい、てなことでさっくりと注射を打ってもらってこの冬も安心、てなかんじで達成感を供給しつつ、帰宅して晩御飯を食べたりテレビを見たりしてから、やおら二回戦。で、しばらくは「読んdeココ」と格闘 - というほどじつは設定の余地もなく、できないものはできない、というかんじだったのだけれど - さらになんやかんやググってたら、初心に戻ってスキャナそのものの操作ソフトのほうの、「保存ファイル形式」を「PDF」にしてたんだけれど、じつは選択肢の中にほかに「検索可能なPDF」というのがあって、そっちをえらぶとちゃんと文字情報入りのPDFになったんだった。なんなんだ。論理的におかしくないですか。たとえばおいしいみかんを食べたくなって果物屋さんに行き、りんご、バナナ、梨、桃、みかん、…といった選択肢があって「みかん」を選んだら間違いで、「おいしいみかん」という選択肢が別途あったら、おかしいですよね。みかんはみかんだしPDFはPDFじゃないかと思うわけですよ。どうなのか。「保存ファイル形式」というのが、実際には何を選ばせているか、というところで、もちろん文字通りには保存するファイル形式を選ぶわけなので、検索可能だろうとそうでなかろうと保存形式としてはPDFはPDFだとしかいえないだろうと思うけれど、たとえば仮に、この選択肢を選ばせる事によって、データをファイルに加工するためにどのアプリケーションに投げるか、を選んでいるのだ、ということなら、わからんではないのかなあ。つまり、TIFFファイルを選ぶとデータを画像ファイルの形に加工するアプリケーションに投げる、とか、ただのPDFを選ぶとそのままPDF加工アプリケーションに投げるけれど検索可能PDFを選ぶとOCRアプリのほうに投げる、みたいな。いやしかしそういうのはユーザーには関係ないんで、ふつうのUIなら、「検索可能にする」のチェックボックスを別途作っておくべきじゃないかと思うわけである。まぁ、どうでもいいですが。いずれにせよできたからいい。それにしても、マニュアルがほとんどない、ヘルプも貧弱、そのうえ、UIがつるっとしているというか、最小限の情報しか表に出てこないというか「いま何が起こっているのか」をいちいちモニタしてくれないのでとくにうまくいかないときにこまる - このことは、ソフトウエアをダウンロードしてインストールするときにつっかえたり止まったりしてたときに痛感した - というのは、まったくよろしくないことである。まぁともあれ、スキャナがつながったから文句は言わない。