『会議の政治学 III』読んだ。

春の読書というにはちょっと楽しみ感がないけれど、ともあれつんどく状態になってた三巻本を読めた。著者の人はいろいろな審議会に関わってきたそうで、その経験がこのシリーズのもとにもなってるのだがその中でも中央社会保険医療協議会中医協)の会長を務めたそうで、その中医協会長というのをめでたく退任したことで、その内幕をもとに会議の実像を描くというこの本ができたということのようだ。そういうわけで、会議の実例がI、II巻より具体的。著者は座長目線で書いているので、まぁ、会議が揉めたときにどういうセリフで収めるかとかそういうことは生々しく書いてあって面白い(かな?)