プレゼン術の本もなぜかいろいろ読んで、結論としては、やはり
高橋メソッドが自分の規範になってる。
高橋メソッドに近いプレゼンは良いプレゼンで、
高橋メソッドから遠いプレゼンは悪いプレゼンである、という。で、この2冊、けっこうよかった。文字を大きく、文字数を減らし、スライド一枚の情報を削ってポイントだけに絞り込み、視認性を上げ、スライド一枚の時間を10秒以内に抑え、枚数を増やしてどんどん進む、喋りはうまくなくてもスライド通りに進めばオッケーというところまで作りこんで、全体は3~5分で終わる(あるいは社内プレゼンで「1分で話せ」と言われたら1分で終わる組み換えパターンも)、たとえば社外プレゼンで30分の時間をもらってても説明は3~5分で(一方的な喋りは退屈になるので)、あとの質疑応答のために、本体とべつに補足資料のスライドをしっかりと準備しておく、的な。
高橋メソッドのたの字も出てこないけれど、
高橋メソッド的な理念にかなりかなってる。
パワポで何も考えずに新規スライドを作ろうとすると、画面の上のほうに見出し、その下に項目箇条書き、みたいなデザインがぱっと出てくる。この本に出てくるスライドは、そういうデザインがでてこないというのも気に入った。
2冊あるけど、書かれた順に『社内プレゼン』→『社外プレゼン』と読むのがいい。社内プレゼンは「シンプル&ロジカル」を目指す。合理的に。で、社外プレゼンのほうは、プラス、感情に訴えることを考えないといけない。話を聞こうかなという気にさせないといかんので。おっしゃるとおりである。
この著者の本、ログを見ると一冊だけ読んでたみたい。
通勤電車で読む『最高品質の会議術』。 - クリッピングとメモ
この↑ときには、まぁまぁの感想だったみたい。