『溺れるナイフ』みた。

つんどく状態のなかから。きのうなんとなく『富江』を再読してて(そうだそうだ、Twitterのタイムラインに、へんな顔の巨大風船の写真が流れてきて伊藤潤二再読の機運が高まったんだった)、それでなんとなく小松菜奈が出てたのがあったなということで。原作ジョージ朝倉だし、なんか地方の閉塞感の中で切羽詰まった、みたいなかんじかと思ったら思いのほかそうではなかった。小松菜奈も顔がきれいという役ではあるけれど中身はいたってふつう、菅田将暉も金髪でやばそうな役かと思ったらいたって生真面目に田舎の神職の息子(でもないのか)の役割にまぁなんだかんだいって収まっている。なんかクライマックス的なかんじんのところで火祭りの踊りを延々とやったり、なんかイメージビデオみたいだったりするってのもある。まぁでも、たしかに溺れるみたいな場面もあったしナイフも出てきたので看板に偽りなしともいえる。