『シャークアタック』みた。サメ映画だがクライマックスはカーチェイスや銃撃戦というのはいいのか。

まえにテレビ録画してたつんどくDVDから。うーん、始まって数分のアヴァンタイトルの段階で、あれ?というかんじはあって、なんか海の調査?をしていた男がいきなり悪者に襲われて海にどぼんと投げ込まれてサメの餌食に。というところで、まてよとなるわけである。サメ映画というのはサメと戦う映画ではないのか?サメの上位に悪者の人間がいていいのか?とまぁもやもやしつつ見始める。舞台はアフリカのさびれた漁港町で、しかしこのところサメが謎にウヨウヨしているので漁はできない、おまけに観光客も来ないで、町全体が死にかかってる。で、冒頭に死んだサメ学者の親友のサメ学者がやってきて、死んだサメ学者の妹のサメ学者といっしょに謎の解明に動き出す、と、現地にいる同期のサメ学者が怪しい研究をしている気配、そして思わぬ黒幕の姿が…みたいなはなし。サメ学者おおいな。で、ともあれ、陰謀ありカーチェイスあり銃撃戦ありヘリの墜落あり、みたいな。うーん、しかし、『ロスト・バケーション』のあとでこれを見ると、これサメ映画なのか?というサメ映画原理主義的な疑念がわくわけだが、いや、『ロスト・バケーション』のほうこそありもしない原理主義的な正しさを追求しすぎなのだ、サメ映画というのはなんでもありだからこそのサメ映画なのである、と思い直すことにする。なにしろ、ゴールデンウイークに一挙放送してた『シャークネード』全6作品がつんどくになってるのでこれを見るのを楽しみにしているわけである。それを考えれば『シャークアタック』に文句を言っていてはいけない。いや、普通にまともな映画だった。でまぁ頭が空っぽの観光客水着美人がサメに足を食われるとか出てきたので、じゅうぶんサメ映画であるとする。
あとかんけいないけど散髪した。ひと月半ぶり。