東大、公立出身者が増加=「親は高額所得者」間違い−03年の学生生活実態調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000125-jij-soci

 年々増え続けているとされた中高一貫私立校出身の東大生の割合が減り、公立校出身者が7ポイントも増えたことが、同大の2003年の学生生活実態調査で分かった。学生生活調査室室長の池田謙一文学部教授は「地方出身の女子学生が増えたことが影響しているのでは」と分析している。
 学生に占める中高一貫私立校出身者の割合は、1988年には37.2%だったのが、02年には50.3%と半数を超え、逆に公立校出身者は47.6%から33.3%まで落ちていた。
 ところが03年は、公立出身者が40.3%に7ポイントもアップ。中高一貫校出身者は3.5ポイント減って46.8%となった。
 98年調査までは7割以上を占めた都内と関東出身の女子学生が00年ごろから6割程度となり、女子学生の数自体も増えた。首都圏に多い中高一貫校の出身者が相対的に減ったためとみられる。
 また、これまで平均値を取って「1000万円以上」といわれてきた保護者の年収が、年収別の分布で詳細に見ると、1050万円未満の層が7割程度(03年は72.7%)だったことも判明。450万円未満の層も03年で13.9%で、池田教授は「東大生の親に高額所得者が多いというのは間違い」とした。 
時事通信) - 12月8日6時4分更新

ふむ。
これは、通説が「間違っていた」ということなのか、それとも、「当てはまらなくなった」ということなのか。両方の要素が混ざった書き方がされているんで困る。