Wikipedia「ニート」

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NEET
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NEETニート、無業者、Not in Employment, Education or Training)とは、英国で社会問題になり労働政策の中で用いられた「職に就いておらず、学校等の教育機関に所属せず、就労に向けた活動をしていない15〜34歳の未婚の者」を言う。なお、英国では "NEET" という語は日本のように普及しなかったようだ。英国の新聞記者が日本に来て初めて "NEET" という言葉を知った、という話もある。

日本では、厚生労働省の『平成16年版労働経済の分析』によると、就労対象人口の15-34歳の男女のうち2003年で52万人がニートである。付2-(3)-13 表 若年層の無業者数(付属統計表索引 その2http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/04/dl/04-2.pdf 「非労働力人口のうち15〜34歳で卒業者かつ未婚であり、通学や家事を行っていない者」)民間等が行った各種調査によると、日本に於けるNEETの数はなおも増加傾向にある。なお、日本での厳密なニートの定義は、役所ごとで違っている。また、そもそもニートは自分から、外につながろうとしない人々である。つまり、アンケートなどにほとんど参加しない人々である。よって、現時点でのニートの人数の捕捉はまず不可能であろう。

目次 [非表示]
1 フリーター・失業者との相違点
2 性格・特徴
3 社会との繋がり
4 分類
5 政策
5.1 日本
5.2 イギリス
5.3 スウェーデン
5.4 アメリ
5.5 ドイツ
5.6 日本と他国との対応の違い
6 関連書籍
7 関連項目
8 外部リンク