運転士が奇声、地下鉄乗客が通報 「独り言が…」と釈明

http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY200512010167.html

運転士が奇声、地下鉄乗客が通報 「独り言が…」と釈明
2005年12月01日11時06分

 30日午後9時半ごろ、走行中の東京メトロ東西線で男性運転士が奇声を発し、不安に思った乗客が最寄り駅の駅員に異常を伝える騒ぎがあった。乗客によると「アイちゃんが好きだあ」などと大声で叫んでいたという。東京メトロは運転士を5駅先で交代させた。
 東京メトロによると、運転士は41歳のベテランで、中野発西船橋行きの電車(10両編成)を運転中だった。先頭車両の乗客数人が大声に気づき、西葛西駅(東京都江戸川区)に止まった際、ホームの非常通報ボタンを押した。
 駆けつけた同駅の助役は、運転士の様子を見て運行に支障はないと判断。交代の運転士もいなかったことから、その運転士に続けて運転させ、電車は3分遅れで発車した。運転士は、別の運転士が待機する5駅先の妙典駅(千葉県市川市)で交代した。
 東京メトロによると、運転士は「独り言が大きくなってしまった」と話しているという。同社は交代のタイミングについて「お客さまに不安を与えてしまったが、現時点では妥当だったと考えている」としている。
 居合わせた乗客の一人は「訳の分からないことを話し続けていて怖くなった。交代までの間に事故があったらどうするつもりだったのか」と憤っている。

これまたびみょうなニュースやなあ。
わたしはけっこう独り言を言う人で、だから、こういうのをじんけんの朝日新聞がこういうニュースにしたりすると、ちょっといやなかんじがする。
まぁたしかにね、ふつう運転中に「アイちゃんが好きだあ」とか叫ばないとは思うんだけどね。でも、きもちよく独り言を言っていたら運転を交代させられて、しかもじんけんの朝日新聞がこういう記事にして

 居合わせた乗客の一人は「訳の分からないことを話し続けていて怖くなった。交代までの間に事故があったらどうするつもりだったのか」と憤っている。

みたいなくくりで記事にしたりするということになると、
じゃあ、独り言を言う人間は事故を起こすのか、みたいなことになって、なんかやだなあと。なんだろうね、この「居合わせた乗客の一人」という者のコメントで締める記事の書きぶりが、なんかやなんだろうね。そりゃ、私だってたぶん居合わせたらぎょっとするだろうけどね、そのことと、それをこういう形で記事にすることとは、ぜんぜん違うでしょう?

その「居合わせた乗客の一人」の人って、ひょっとして、しきりに顔面をぴくぴくさせたりふしぜんに笑ったり威圧的に振舞ったりしてる人じゃなかったか?とか、わかりにくいジョークを思いついたけれど、まぁ、わかりにくいし、わらいづらいわね。まぁ、東京メトロ、ってことで。