子供が犯罪にあうかも…小学生の親9割が不安

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000014-yom-soci

読売新聞社の「治安」に関する全国世論調査(面接方式)で、地域の子供たちが犯罪被害に遭うかもしれないという不安を感じる人が約7割に上った。

 子供を犯罪から守る地域の対策について、半数以上の人が不十分と感じ、地域住民による防犯パトロールの強化などに期待を寄せていた。

 調査は3月11、12の両日に実施した。それによると、地域の子供たちが何らかの犯罪に遭うかもしれないと感じている人は「よくある」「ときどきある」を合わせて計68%。中学生の親に限ると計82%、小学生の親では計88%、未就学児の親では計89%に達するなど、幼い子供を持つ親ほど不安感が強かった。

 子供の安全を守るための地域の対策が十分だと思うかどうかでは、「どちらかといえば」も含め「そうは思わない」人が計57%。未就学児の親では70%の人が不十分と感じていた。

 子供を犯罪から守るための地域の取り組みで何が効果的と思うかでは、「防犯パトロール」63%がトップ。以下、「見知らぬ人について行かないように教える」50%、「『110番の家』を増やす」36%、「親やボランティアと一緒に集団登下校する」32%――などの順だった。

 近所づきあいや町内会の活動などで地域の連携を深めていくことが犯罪抑止につながると思う人は、計90%に上った。

 この数年の間に日本の治安が「悪くなった」と感じるは、「どちらかといえば」を含め計89%。刑法犯の件数がやや減少していることなどから、一昨年3月の調査時よりも4ポイントの減となったが、依然、大多数の国民が治安の悪化を感じていた。
(読売新聞) - 4月14日22時19分更新

れいによって意識調査。
「不安に感じる」ことが「よくある」というのは、これだけひっきりなしに事件報道があれば当然なのだけれど、それと、実際に身の回りで事件が起こるリスクが増大しているかどうかということとは、ちょっと別。
また、「地域の対策が充分と思うかどうか」と訊かれれば、これで充分です大安心です間違いないです!と答える人はあんまりいなくて、やはりできればよりいっそうのことをしたほうがよりよいのだろうとは、誰しも考えるのだろうけれど、コストとのかねあいで、実現可能なことしかできない、というのも誰しもわかっていることなので、これも単純に意識調査するだけではあんまりいみないのでは、と思う。
なんとなく、この記事自体がなんらかの方向性を導こうとしているかどうかはわからんけれど、そういうふうに使えるようなびみょうデータではあると思う。