このところ「Isn't She Lovely」をくりかえし聴いている。

Songs in the Key of Life

Songs in the Key of Life

秋の気配がするきょうこのごろ、聴いているのは、スティービー・ワンダーのこの曲で、なんだかもの悲しい気分である。べつにもともともの悲しい曲なのかどうかは知らないけれど、自分が大学院生のときに、調査の分析で大学の大型計算機センターに通いつめていたことがあって、そのセンターが夕方の閉館時になると、この曲のインスト版(ハモニカのぶぶん)を繰り返し流すんである。分析はさっぱりすすまず、fjニュースグループばかり覗いていて、それで夕方になってこの曲が流れてきて、荷物をまとめて家路につくんである。
冷静に思い出せば、季節的には冬から春、夏ぐらいだったのかもしれないけれど、なんかどうにもこうにも秋の気配のするたそがれた気持ちが思い出される。あんときは(も)指導教官にめいわくをかけてしまったものである。