『THE有頂天ホテル』みた。脚本家の映画。

THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション [DVD]

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長いよ。テレビで見ると3時間近くあった。でも、どうせ宿題で缶詰めの身なので、2時間が3時間になってもあんまりちがわない。拘束3時間で年末気分を味わえたならよしとする。
三谷幸喜の監督・脚本で、まぁいつもながらの、登場人物が誰にも必ず見せ場のまわってくる、伏線を張りめぐらせた映画で、まぁ、ようするに脚本家の映画。正しい映画としてつくるのであれば、そりゃ長すぎると思う。脚本家の言うことを聞きすぎだと思う。でも、どうせ三谷映画だしフジテレビがついてるし(だっけ?でしょう?どうせ)、DVDも売れるし、いちいちこまかいことはいわなくても採算は取れるだろうから文句はないのである、たぶん。
いや、ていうか、まぁ、この、誰にも必ず見せ場の回ってくる三谷の映画とかドラマとかって、好きなんだよねえ。まじめに裏方をやっている人とか、まじめなのに日陰にいた人とかが、一瞬だけ報われる話、とかさあ。だから、よかった。