『おっぱいバレー』。綾瀬はるかの正解はここに。

おっぱいバレー [DVD]

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以前、BSでやってたのを録画したまま、まぁしかしなんていうかこのタイトル的にといいますか、どういうタイミングでどういう感情の流れから見ればいいのかきっかけを見失ったままになっていたのだけれど、まぁ黒沢清の『リアル』からの流れで、という、まぁそれじたいは若干の無理が感じられなくもないけれどいちおう綾瀬はるかつながりで、見た。まぁ、きのう書いたように、

・・・綾瀬はるかというのは映画だろうとテレビドラマだろうと、まさに綾瀬はるかであるときにいちばん魅力的であるわけで、それはつまり、「とっぴょうしもない設定をただ一人信じて、真剣に演じてくれる女子」ということで、三谷幸喜ザ・マジックアワー』がたしかそうだったし、テレビドラマの『鹿男あをによし』がまったくそうだったし、このまえ終わったドラマ『きょうは会社休みます。』もそうだったわけで・・・

なわけで、じつは『リアル』だって結局そうなってたじゃないかというわけだけれど、じつは『おっぱいバレー』ではより正直に、なんのひねりもなく、綾瀬はるかの正解が示されていたのだった。
それはともかくとして、これ、ボンクラ中学生たちのドラマとしてなかなかよかった、っていうか、時代設定がレイト70’sってかんじで、当時のヒット曲が次々と流れて、世代的なあれでついつい泣かされた。浜田省吾とか。永井龍雲とか。