- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2003/02/21
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両方とも森一生監督。『薄桜記』のほうがあちこちの本で褒めてあったので楽しみにしていたのだけれど、じぶんてきにはちょっと力はいりすぎだなあという感想。
加藤幹郎『映画ジャンル論』
- 作者: 加藤幹郎
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: 単行本
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『新・忍びの者』のほうは、まぁ、見るからに続編って感じのタイトルで、まぁ、そういういみでの凝り方はしないですむ作品だったのではないかしら。で、これは以前、森一生の次郎長物を見て思ったのだけれど、森一生の次郎長一家はなんだか官僚組織みたいで、いまひとつ任侠っぽくないのである。おなじように、この作品も、忍者映画なわりには、忍法っぽくないのである。よく知らないので適当なイメージで言えば、ビジネス雑誌かなにかに出てくるビジネス小説、みたいなテイストなのである。
ま、それはそれとして、大映の雷サマ映画、じつはまだ未見の録画済積読ビデオがあって、『眠狂四郎』4本立て(だっけ)なんてのがあるぞ。