教育再生会議:人気校を予算優遇 教員給与も弾力化−−素案まとめ

いやーねー、この何とか会議の動きにいちいち釣られてたらキリがないわけなので、ここに貼り付けるのはしばらく意図して控えていたのだけれど、
いやー、新学期に入って授業が始まると、話の枕でニュースにも触れる(今日もこの話題に触れた)ので、やはりクリップ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20070409ddm001010004000c.html

政府の教育再生会議は8日、公立の小中高校への競争原理導入を求める提言の素案をまとめた。行きたい学校を選べる学校選択制を拡大した上で学校予算を児童・生徒数を重視した配分に変更することで、人気校が優遇されるよう促す。同時に学校の統廃合の推進を打ち出し、人員や財源の効率化を求める。
 9日の同会議第1分科会(学校教育)に提示し、5月の第2次報告に盛り込むことを目指す。
 学校選択制は、市町村教育委員会による指定ではなく、保護者や子どもが通学先を決めるため、人気の高い学校に児童・生徒が集まる。学校予算は従来、職員数や設備に応じて配分されているが、再生会議は、児童・生徒数が多く集まる「人気校」に予算が手厚く流れる仕組み作りを促す。
 教員給与も現在は年功序列が基本だが、勤務評定に応じて現行水準の80〜120%の幅に弾力化し、優秀な教員を処遇。教員の一般公務員に対する優遇を定めた人材確保法を改正し、教育予算に占める人件費引き下げを図る。【竹島一登】
毎日新聞 2007年4月9日 東京朝刊

授業では、学生さんたちがこういうニュースを「よい話題」として受け取っているのがありありとわかって不快で面白い。民意というのはそういうところにあるわけで、はてなダイアリの自分の気に入った日記ばかり読んでちゃだめだぞーということになるわけである。
からして、