ひきつづき逃避で聴くデイジー。『エベレスト』『桃色』とか。「静かに揺れて」とか「甘い悲しみ」とか、そういうかんじのイメージの論文が書けたらいいなあとか夢想しつつ。

昔、『クイック・ジャパン』の紹介記事に惹かれてまとめ買いし、ＰＣの中に入れて一時期狂ったように聴いていたのをこのところひさびさに聴いている。やはりよい。

静かに揺れて

エベレスト

甘い悲しみ

可憐な君

桃色

こういうイメージで論文が書けたらいいなあと夢想するのだけれど、こういうイメージってどういうイメージだか。
松田マヨというと、天才ということになっているし、インタビューではあっとうてきにふしぎちゃんなのだが、音を聴くと、フォーマット的にはふつうのガールズバンドのしろうとっぽいロック、というかんじ？なのだけれど、歌詞にせよ声にせよ、またとくにアレンジなんかになんとなく異様な感じがあって、なんかこう、じんわりと、天才松田マヨがひとりで妄念の中でつくりあげたようなアウトサイダーアート的な薄気味悪さがあって、いい。
そういうイメージの論文ってどうなのか、というはなしではあるのだけれど、げんにデイジーをこうやって感銘も新たに聴きなおしたりしてるわけなので、やはり、こういう論文ってのがもしも存在したら、やはり、よい論文であるにちがいない。