通勤電車で聴く『フリー・ソウル 和田アキ子』。

フリー・ソウル 和田アキ子

フリー・ソウル 和田アキ子

ピチカート小西先生の選曲監修のコンピレーション。「和製R&B」な曲をぐいぐいと並べたあと、70年代の「メロウ」な感じの曲がむしろこのコンピレーションの発見で、そんで最後のほうでまた、21世紀にはいってからの、ピチカート「悲しい歌」の和田カバーなんかが、太いベースラインとホーンセクションがひたすら黒くてハードなR&Bでぐいぐい、という構成。で結局、通勤電車で繰り返し聴くのは「悲しい歌」だったりして、こういうベスト盤で最近作のを一番聴きたくなるというのはめったにないわけでそれはピチカート小西先生がなんだかんだいって偉くて趣味がいいからじゃないのかと思った。