風呂で読む『ばかもの』。わるくない。

ばかもの

ばかもの

週末なので長風呂。で、文庫本で気楽に読めそうなのを読むわけで絲山。最初の3章ほどを読んで、あとは風呂上りに読むわけだけれど、さいしょはバカな男子大学生と年上の女とのワンルーム的ちょいエロ物語かと思わせて、例によって時間がぽんぽんと飛んで、神的な何かが通過して、登場人物たちがぼろぼろになっていって、その果てに何が見えるでしょう、みたいなことにこのたびもなっている。『海の仙人』とおんなじかんじ。
ところで、いまこれを書いてamazonにリンクをはるときに、DVDというのが出てきた。映画化されたのか。
ばかもの [DVD]

ばかもの [DVD]

監督が金子修介かぁ・・・。

ま、こんなかんじになっちゃうわねぇ。