通勤電車で読む『愛と憎しみの新宿』。

愛と憎しみの新宿 半径一キロの日本近代史 (ちくま新書)

愛と憎しみの新宿 半径一キロの日本近代史 (ちくま新書)

ミッキーマウスのプロレタリア宣言』の人。そっちは面白かった記憶があるのだけれど、新書でもって、よりいっそう自伝的なことを書かれると、ちょっと自己愛だなあと思う。

はてなの商品リンクをたどって他の感想文を見てみても、「俺の新宿」を語るようなのがけっこうあって、まぁそういうことなんだろうと思う。このまえこっちの本の感想(くもり。一瞬、雪がちらついたクリスマス。会議日。 - クリッピングとメモ)で書いたのとおなじことを(っていうか、昔の俺自慢といういみではより強く)感じる。
ちなみに、以前『ミッキーマウスのプロレタリア宣言』について感想を書いたのはこれでした(朝のうちだけか?晴れ。週の後半。 - クリッピングとメモ)。面白かったから素直に面白かったと書いているけれど、やっぱり微妙な書き方をしてるねそのときの自分。「プロレタリアート気分のもりあげに役立つ本」「アイラーやパーカーがオチにもってこられているところが、フリージャズ好きの心情左翼マインドに心地よい」等々。
ミッキーマウスのプロレタリア宣言

ミッキーマウスのプロレタリア宣言