Audience Rating TV > 視聴率 > 2013年01〜03月
1〜3月クールのドラマというのは、(今はどうか知らないけれど以前は、プロ野球中継でつぶれたり中継延長で時間が変わったりがないシーズンオフ期間で、しかも寒くて誰もが家にいるのでドラマが見られやすいとか何とかの理由で)力が入る、とかいうことだったと思って、たしかに今期はちょっと見たい感じのドラマが多い。いまのところ、擁護したいのは『泣くな、はらちゃん』(http://artv.info/ar1301.html#harachan、http://www.ntv.co.jp/harachan/)というやつで、あんまし視聴率トップの話題作になる感じではないと思うけれど、ぐっとくるんじゃないかという気がする。予告番宣でぐっときて、初回を見ようと思っていたのが録画を忘れていたので、あわてて帰宅したけれど後半しか見れなかった。「メタフィクションもの」は無条件に気に入るうえに、白黒の漫画の世界と現実の世界が行き来するあたりの”映画的”な楽しさとか、なんかこう、薬師丸ひろ子が出てくるかんじとか、よさげな予感がする。初回でも、ギターの弦のくだりとか、漫画に音符を書き込んだら漫画の世界ではじめてメロディを歌うことができたとか、映画的なしかけじゃないですか。ぐっときた。まぁ視聴率トップにはならないだろうけれど。
で、ふつうに見るだろうなーというのが『最高の離婚』というので、これはなんていうか、ふつうに見るだろうなーってかんじ。
で、なんか意外に見ちゃうかもなーというのが『シェアハウスの恋人』ってので、これを見ている自分という図を客観的にみるとちょっとねえと思いはするが、たぶんけっこう見るだろうなあと。それはもう、ひとえに水川あさみの人徳だと思う。水川あさみって、いつのまにかいいかんじに「いいやつ」感が出てきたですな。なんていうか、疲れて帰ってきてテレビをつけるわけなので、それぞれもう若くもピチピチしてもいない「いいやつ」がわらわら出てきてゆるい少女マンガなラブコメをなぞるみたいなドラマをやってたら、やはり見るよねえ。