淡島千景がよかった。監督が
松田定次。おはなしは、こけ猿の壷をめぐる争奪戦、ということで、なにしろ百万両の埋蔵地図が隠された家宝の壷が、あっちへいったりこっちへいったりするわけで、まぁそれはだいたいマヌケなかんじにならざるをえない。みんながしっかりしていれば、そんなに大事な壷なんだからきちんと厳重管理するはずで、そしたらあっちへいったりこっちへいったりするわけないもんね。なので、まぁ基本的には気楽なコメディなわけで、それでチャンバラもあり、全体の展開はスピーディーで、
淡島千景が魅力的なので言うことなしである。