VHSからダビングしながら朝っぱらからチラ見する『NHK人間大学「立身出世と日本人」』。1996年の竹内先生。

立身出世主義―近代日本のロマンと欲望 (NHKライブラリー (64))

立身出世主義―近代日本のロマンと欲望 (NHKライブラリー (64))

下宿のVHSをディスクにダビングするプロジェクトは、トレンディ末期のテレビドラマのシリーズ(授業のレポートを書くためのネタとして、1クールかそこら、片っ端から録画したので、再放送を含め10タイトル以上ほぼ全話ある)がだいたい終わり、いよいよ最後にさしかかってきた。で、「NHK人間大学」というシールの貼ってあるテープには、竹内先生が講師をした「立身出世と日本人」全12回ぶんが録画されているんで、それをダビング。まぁ、寝る前にデッキに放り込んで、朝にはあらかた終わっているんで、目が覚めてから出勤前に最後の2回分ぐらいを、「めざましテレビ」と並行してチラ見するとかそういうかんじ。
いま調べてみたら、1996年の1-3月放映ということだった。20年近く前、ということになる。最終回は、立身出世主義が終焉した現代から今後の展望へ、というかんじ。まぁあたりまえというかなんというか、いま現在自分があれやこれや書いていることが、20年前の竹内先生の図式のごく一部のさらに縮小再生産なんじゃないかというかんじもして朝から苦笑。