少し前に、近所のスーパーのカゴ売りの中古DVDで購入したもの。オムニバスがどうやら2枚のDVDに分かれていて、これは「10ミニッツ・オールダー RED」というの。もうひとつは「GREEN」というはず。ところで、その「もうひとつ」は、じつは見ていて(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20110223#p2)、そのときは「10ミニッツ・オールダー イデアの森」となっていたはずで、そのばあい別のもう一つは「人生のメビウス」、というのだそうだった。ちなみにDVDを見ているとタイトルの英語表記は「Ten Minutes Older The Trumpet」となっていて、たしかに短編と短編のあいだをつなぐ水面がゆらゆらしている映像にマイルスの偽者みたいなトランペットが吹かれていたわけだけれどそのばあい別のもう一つは「The Cello」というのだそうだった(してみればあちらではチェロが響いていたということだったのか、忘れた)。まぁどうでもいい。
10分の短編で、「時間」がテーマである、ということで、前にGREENだかイデアだかチェロだか見たときの感想では、発想が透けて見えるんじゃないのというかんじだったのだけれど、こっちのほうではそういう印象は薄くて、それなりにおもしろく見れた。おおまかにいってあっちのほうが「観念的」っぽいのを集めて、こっちのほうがよりストーリーテリングをしてるのを集めたのかしら、という気もする。