『SADGiRL』『蝶のみちゆき』。よかった。

蝶のみちゆき (SPコミックス)

SADGiRL (torch comics)

このところ散歩をまたするようになったのはfitbitのおかげなのだが、ともあれ、某サブカル書店をめざして出かけ（少し迷ってから唐突に見つかった。２Ｆの古本屋のほうがちょっと落ち着いた）、そこからいっこうに哲学的ではない観光地化した道を散策して桜の名残を鑑賞し、そこから一転、復活なったという中古レコ屋を探してみつからず、けっきょくぐるっとまわって某観光地書店をめざし、その途中で看板を見かけて入った小さなビルの４階の中古レコ＆古本屋がちょっとよくて、狭いフロアにあたまがくらくらするぐらい香のようなものを炊いていて、テクノがガンガンと鳴っていて、ジャズのＬＰ段ボール４箱のうちサン・ラばかり７，８枚あるような。観光地書店のほうはなにしろ店が狭いので客が店外まであふれているぐらいで落ち着いて本が見れないというのもあるし、まぁ狙ったかんじの品揃えになればなるほどこっちの予想の範囲におさまってくるというか。まぁでも、文化的な空気を吸いに行くというかんじ。
ところで、結局散歩では何も買わず、というのも下宿にすでに読みきれないほどの本やマンガや聴ききれないほどのＣＤや見きれないほどのＤＶＤが山をなしているからなのだが、ともあれ、朝にAmazonから届いた二冊を、晩に読んだ。例によってHONZで見かけておもしろそうだったもの。『SADGiRL』というのは、もともと外国で発表された作品なんかを収めた作品集で、右からめくるのと左からめくるのと、両方の作品が入っている。