ふと後藤雅洋の本をめくりながらジャズのアルバムを久々に聴いてた。

一生モノのジャズ名盤500 (小学館101新書)

一生モノのジャズ名盤500 (小学館101新書)

学生さんに新書本を薦めるリストの更新を考えていた連想がはたらいたのか、まぁ、リビングにおいてある本棚に並んでいた後藤雅洋の新書版のジャズ本(もうどれがどれだかわからない)をぱらぱらとめくりながら、久しぶりにジャズのCDを何枚か聴いた。
ダンシング・イン・ユア・ヘッド

ダンシング・イン・ユア・ヘッド

やっぱりこの季節だと聴きたくなりますね。オーネットのハーモロディックス。
6ピーシズ・オブ・シルヴァー

6ピーシズ・オブ・シルヴァー

ホレス・シルヴァーいいですよね。これ、昔、朝とか仕事に行く前に1曲目「クール・アイズ」と3曲目「カムフラージュ」を聴いて気合を入れてた、そういうアルバム。ホレス・シルヴァーの、独特のジャンプするソロもいいし低音の左手がひっきりなしに「ッゴッゴッゴッゴ」って言ってるかんじがじつにいいし、クインテット全体を煽ってぐんぐん押し出していくバッキングもいい。トランペットが輝かしいのもいい。
ニュー・トリスターノ

ニュー・トリスターノ

トリスターノはファンですよ。で、これLPで持ってて、CDで買いなおしたらアトランティックの2枚をカップリングにしたお特用版だったのはいいけれど、いちばんかっこいい肝心の「Cマイナー・コンプレックス」がカットになっててちょっとがくっときましたが。でもやはりいい。まぁこのへんはさすがに久しぶりではなくて、去年も古本まつりでボックスセットを買ってまたよろこんで聴いてたんですが。じつは、『ワルツ〜』は昔、MDに落としたものを聴いていて、そのMDには『ワルツ〜』のあとに『サンデイ〜』からの数曲を入れてて、で結局、いきなり『ワルツ〜』のラスト曲「マイルストーンズ」から聴き始めてそのまま『サンデイ〜』の「グロリアズ・ステップ」、からの「ソーラー」といういい流れで聴く習慣が。

過去ログを見たら、まんま同じものをやはり春ってことで聴いてるよね。かわりばえしない人生だなぁ。
http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20050510#p1