そういえばこのまえ風邪で何日か寝込んでた時に、一日中ネットラジオのジャズ放送をかけてたのだった。

モダン・アート

モダン・アート

ようやく調子が戻ってきたけれどそういえば、2月の終わりごろから3月の頭ぐらいにかけて?風邪をひいていて、まぁ大したことなかったとはいえちょうど授業も会議もないタイミングだったこともあって、様子を見て何日か寝込んでたんである。そのときに、枕元にyogaタブレットを置いて、ネットラジオのアプリを立ち上げて、ジャズの専門局を小さい音でずっと流しながら終日うつらうつらしていたわけである。それが、ビバップ・ジャズの専門局だということになっていて、なるほどたしかに、ビバップハードバップ&ウエストコーストきっちり限定で途切れなく曲を流してくれてたのでぐあいがよかったわけである。だいたいなにがしか聞き覚えのある曲なり、まぁ知らない曲でも知ってる人が演奏してるとか(曲名&奏者やアルバムジャケットはだいたい画面に表示されたりする)、まぁだいたいちょうどいいかんじで落ち着いて聞きつつうとうとできるかんじだった。なんとなく繰り返し登場する曲もあったようで、少なくとも繰り返し登場する人はいて、自分が聴いていた数日ではどうやら、ガレスピーはよくかかったし、ボブ・ブルックマイヤーもなんども出て来たし、アート・ペッパーとかチェット・ベイカーも複数回聴いた気がする。
で、なんとなく「おっ」と思ったのはアート・ファーマーの「モックス・ニックス」で、うとうとぼんやりしていた頭にふと入ってきたのは妙に熱気を帯びた、しかし妙に渋い煙みたいな音色のサックスのソロでこれがベニー・ゴルソン。で、ハードバップのファンキーなクインテットの演奏にしては妙にエヴァンスっぽいピアノのソロ、これがエヴァンス。それで記憶の中から、これは、と思って画面を見たらやはり「モックス・ニックス」だったという。で、いまCDで久々に聴きなおしつつ。やはりいいですわね。