このまえよかった『誤作動する脳』(
https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/05/25/214516)の人の、前の本。内容はというと、著者の人が自身の不調から
レビー小体型認知症を疑ったころから、メディアに実名で病気を発表する ー ことによって前向きになり、「復活」する - までの、日記を、他人の編集なしで、まとめたもの、であると。この前よんだ『誤作動する脳』のほうは、時期的にあとであるのと、「復活」のあとであるということもあり、なんだかんだいって俯瞰的な書かれ方をしていたと思うのだけれど、こっちの本は、悩みと不調のさなかで書かれた日記であるので、うん、リアルに大変な感じ。それでも、この本の最後が「復活」に向けて終わっていて、また、『誤作動する脳』という本もすでにこちらは読んでいるので、ちょっと助かる。あと、この著者の人、東田勉『
認知症の「真実」』(
講談社現代新書)で紹介されてた人でもあったのか。そうすると、「
ためしてガッテン」にしろ「
VR動画」にしろ、ほんとに、自分は
レビー小体型認知症について、この著者の人の導きで知ったのだということになる。