『心理療法と現代の意識』読んだ。

これは合間に読んでいたもの。ユング派。「非二」というのがキーワードで、「二じゃないよ」ということ、いいかえると、他者がいないというか、他者と自己が切り分けられてないというか、クライアントさんに会っているとそういう構造のひとがいるよと。それは、文中で「ポストモダン」という単語も引かれるんだけれど、まぁそういう角度から見ても「現代の意識」っぽくておもしろいわけだけれど、本書は基本的にあくまで心理臨床の場からの論考。