れいによって
Twitterで見かけてよいというので読んでみたが、まぁ、通勤電車で学校帰りの女子高生に囲まれながら読むのはちょっときびしかった。
認知行動療法といえば
認知行動療法だけれど、まぁ、
認知行動療法って基本的に常識的以上でも以下でもないうすっぺらさが本領だと思ってて、この本もまぁ、そうでしょうねというようなアド
バイスというか、低すぎる自己評価を高めるべしとか、頑なに拒絶せずにどんどんナンパ(訳文ではいきなり「フラーティング」というカタカナになってるのでなんのこっちゃとなるけど)してみるべしとか、まぁ、そんなかんじのことが書いてある。まぁ、1985年の
アメリカのある種の界隈(そうそう、登場する男女が、
ウディ・アレンの映画の性的
神経症的な登場人物たちみたい)のかんじがするなあと思いつつ、これ今の、日本の、空気感の中でいうと、まぁこういうことを言ってると、まぁ自分の
Twitterのタイムラインとかを見てなじんでる感覚からすると、政治的に正しくないというか、セクハラだろうな、というかんじがする。セクハラだからいけないのです、ということになるかというとそれはまぁ判断に困るところもあって、まぁたしかに
Twitterから現実の学生さんたちに目を転じると、あんがいいまでもこのぐらいなもんかなと思ったり、あるいは、このぐらいのアド
バイスをしたら現状より幸福になる(ことになって結果的に周囲もまた幸せにすることができるようになる)学生さんとか、いそうだなあという気もするけれど、まぁわたくしは学生さんからそんな相談を受けるようなタイプの先生ではないからどうでもいい。
そうそう、それで関係ないけど今日、ひと月半ぶりに散髪をしてすっきりしたということを書いておかねば。さすがにひと月半ほうっておくとモサモサしてた。