『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』。すごく面白かった。逆にエモい感じ。

面白いだろうなと思いつつつんどくになっていたけれどあれこれの区切りが一段落したタイミングにちょうど読むタイミングがあったので通勤電車で読んで、散髪屋さんの待ち時間で読んで、あとまぁ下宿で読んでた。でまぁやはり面白かったし、エモい感じがよかった。エモいとは逆だよという落合の話なわけだけれど。ふつうにいいセリフを言うわけである。
「心は技術で補える。心が弱いのは、技術が足りないからだ」
かっこいい。

やーしかし、プロ野球の監督というのは昔から(昔は?)会社組織とかのリーダーとかのお手本みたいな扱いで、この手の本は読まれてたわけだけれど、
たとえば会社の上司がかぶれるとしたら、長嶋、広岡、野村、星野、落合、と並べたらどれがマシか、ってのもあるけどまぁどれもいやだわね。さいきんはビッグボスってのもあるな。まぁいずれにせよ会社の上司がこういうのにかぶれるのはかんべんしてほしいのはたしかだろうね。