『農村景観のパタン・ランゲージ』読んでみた。

『ジェネレーター』からはじまって関連書を読むシリーズ(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/06/18/144547 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/06/14/192456 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/06/27/213140 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/06/28/113217 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/07/04/222207 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/07/05/201335 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/07/06/103552)。
ここまで、『ジェネレーター』の著者のほかの著書を読んでたのだけれど、パターン・ランゲージについてほかのかたの本も覗いてみようということで。まぁ、アレグザンダーの本を早く読めよというわけではあるけれど、とりあえずね。で、伊賀市の、農村地域の景観について、パターン・ランゲージという視点で研究したよと。で、これ、三重の短大のゼミ報告書ということで、まぁ学生さんが調査をした結果ということになっているので、調査報告そのもののページ数はじつはあまりなくて、しかし、資料がたくさんあっておもしろい。3つの地域を歩いて、たくさん写真をとって、それを分析して農村景観のパターンというのを抽出した、みたいなことかと思う。で、地区の住民(と短大の学生さん)にアンケートを取って、それぞれのパターンが「地区の特徴を表している」かどうかというのを答えてもらって、年齢性別職業とかで分析している。ふむふむ。これはまた感触が違うのだけれど、これもまた、パターン・ランゲージとは?となるね。しかし、こういうことをしたくなるのはわかる気もする。まぁ四の五の言わずにアレグザンダー読めよというわけではあるんだけど。