YouTubeのリアクション動画みてるうちに『推しの子』第一話も見ねばになって見た。

ひょんなことからYouTubeの「リアクション動画」というのを見るようになって、あれは時間が際限なく溶けるしかけになっている。知らん外国人が自分の知ってる日本の歌を聴いて喜んだり驚いたり感動したりしてるのを英語字幕を頼りに見ているとやはりおもしろいし、あんがい受けるところは洋の東西を問わんなと思ったりするところもある(正規の翻訳だけでなく機械翻訳YouTubeの字幕は、外国人が日本の歌を聴くにも日本人が彼らのリアクションを見るにもすごくハードルを下げてる)。
でまぁYoasobi「アイドル」などという曲(このまえビルボードのグローバルチャートで1位になってた)はたくさんリアクションされていて、しかも英語VerやライブVerもあるのでたくさんのリアクション動画があがっているし、一人の人が何度もリアクションしたりしている。でまぁ見ていると、まぁこの曲はそもそもアニメ『推しの子』の主題歌なのだけれど、どうやらその第一話を見てから聴くとあらためて感動するらしいことが、たくさんの外国人のリアクションからわかるわけである。
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でまぁ、見ねばということになって、これもAmazonですぐ見れるので(というかそもそも日本のアニメを世界中の人がすぐに見れるというのが驚きあきれるはなしであり、また、まぁ日本の曲のリアクション動画をアップしているようなひとたちにとって日本のアニメがごくあたりまえの共通の教養になっていることにもあらためておどろくわけであるけれど)、まぁ初回だけ80分を超える長尺だった(アニメ放送に先立って劇場でも上映されたらしい)けれど、見た。えーとじつは有名なマンガなのでweb版の第一話だけたしか昔に読んだことがあるので、冒頭は見覚えがあったけれど、たぶんアニメの第一回はマンガの数話分に当たるのかしら、途中からは楽しくほうほうなるほどと見れた。
でまぁ見終わってからあらためて「アイドル」PVを見直したら、ほうほうなるほどねえ、というかんじでよかった。
ちなみに、
『推しの子』のマンガ版の冒頭だけなぜ見てたかというと、作者のひとりの横槍メンゴというひとのなまえを、この↓本で見かけた覚えがあったからなのだねえ。
k-i-t.hatenablog.com

ジャズピアノの先生?らしき人がリアクションしながら同曲のコードについて説明するというのも面白い。
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この曲、どうやら部分部分をとりあげてみるとかなり込み入ったことをやっているらしく、さいしょは「OK,OK…」とか余裕で解説していた先生が、途中からオーとかウーとか言ったり天を仰いだり爆笑したりしながらピアノ実演付きで「That's super cool…」とか言いつつ説明しているのがおもしろい。